Bot の使い方
Bot の作り方、メイン Bot、名前や画像の変更、整理、テンプレートでの共有、削除、そして Bot が何を覚えるか。
Bot は「仕事ごと」に分ける
目的や担当範囲、使うツール、仕事の進め方、承認の境界、定期実行のスケジュールが違うなら、Bot を分けるのが基本です。「なんでも屋」の Bot より、「経費担当」「バグ再現係」のように役割を持った Bot のほうが、使い回せる文脈が育ちます。
役割は何を受け持ち、何を確認し、何を出し、承認なしに何をしてはいけないかで書きます。
作り方
- サイドバーの +(または
Cmd/Ctrl+N)を押す。チームでは Create a Bot を選ぶ - 名前と画像の形・色を決めて Create
- 開いたチャットの最初のメッセージで、仕事・情報源・承認の境界を伝えて「覚えておいて」と頼む
- 終わりがはっきりした本物のタスクを 1 つ渡す
役割ごとの最初のメッセージはプロンプトに、マーケットプレイスの既製 Bot はボットにまとめています。
メイン Bot(Primary Bot)
あなたの窓口になる Bot で、自分から様子を確認し、他の Bot の調整役もします。X で @bot をタグ付けしたときに仕事を受けるのもこの Bot です。
- 未設定なら案内画面で新しく作るか、既存の Bot を選ぶ
- 変更はデスクトップで右クリック →「別の Bot に置き換える」、スマホは Bot のメニューから
- 共有 Bot はメイン Bot にできません
編集する
- 長く守ってほしいルールや好み:Bot に伝えて「覚えて」と頼む
- その場限りの指示:普通のメッセージで送る
- 個人の Bot には説明欄や設定ページがなく、振る舞いはチャットで変えます
- 名前・ラベル・画像は持ち主だけが変えられます。画像はキャラクターの見た目変更、生成、アップロード(25 MB まで)から選べます
整理する
- ピン留めでよく使う Bot を上に
- セクションでプロジェクトや取引先ごとにまとめる(デスクトップと iOS で同期)
- サイドバーから隠す:一覧から消えても、仕事・履歴・ルーティンは動き続けます
- 複製(iPhone のみ):設定・スキル・ルーティン・画像はコピーされますが、会話履歴・記憶・添付はコピーされません。地域別に同じ役割の Bot を作るときに便利です
テンプレートとして共有する
Bot の詳細 → Share → Create a copy でテンプレートを作り、Publish → Copy link でリンクを共有します。受け取った人は x.ai でプレビューして自分のアカウントにコピーできます。
- 渡るのは設定のコピーだけで、あなたのコンピューター・ログイン・履歴は渡りません
- 公開リンクは誰でも開け、名前・説明・スキル・ルーティンが見えます。API キーや社内 URL、顧客データは事前に消しておくこと
- チームでは公開共有が制限されていることがあります
- チームで 1 つの Bot を一緒に使いたいなら、コピーではなく共有 Botを使います
テンプレートを探して追加する
サイドバーの Connect apps → Bot templates でギャラリーが開き、テンプレートのリンクから Import Bot で自分のコピーを追加できます。公式マーケットプレイスに並ぶ Bot は、このサイトのボットで 1 つずつ日本語で紹介しています。
削除する
右クリック → Delete。プロフィール・会話・記憶・ルーティン・添付が完全に消え、その Bot が保存した共有の事実も消えます。共有コンピューター上のファイルやログインは残ることがあるので別途片付けます。あとで戻るかもしれないなら「隠す」を選びましょう。
Bot が覚えること
- 覚える:安定した好み、重要な事実、決めたルール、一緒にした仕事の日付つき記録
- 覚えない:ログイン情報、カード、住所や電話番号(これらは Vault に保存)
- 保存は Bot が自動で判断します。確実に残したいときは「覚えて」と言う
範囲
- 記憶は Bot ごとで、その Bot とのすべてのチャットに効きます
- 名前やタイムゾーンなど一部はすべての Bot で共有
- グループチャットでは、あなたが個別に話した内容を Bot が使うことがあります。出してほしくないことは「グループでは言わないで」と伝えます
管理
覚えていることの確認・訂正・削除は、どれもチャットで頼みます。
| 操作 | 記憶 |
|---|---|
| 会話をリセット | 残る |
| Bot を削除 | その Bot の記憶が消える |
| アカウントを削除 | すべての Bot の記憶が消える |
設定 → General → Import から、他の AI アシスタントの記憶を取り込むこともできます。
記憶は「正」ではない
変わる事実は元のシステムで管理し、重要な判断では最新の情報を確認させましょう。安全のための境界は記憶だけに頼らず、承認や Auto Review のルールで守ります(セキュリティ)。
出典
- Create and manage Bots — Grok Botdocs.x.ai