スキルとルーティンで仕事を自動化する
一度うまくいった手順をスキルとして保存し、ルーティンでスケジュールやイベントから自動実行する。上限値つき。
スキルは「タスクのやり方」を再利用できる形にした指示のまとまりで、ルーティンは「いつ実行するか」を Bot に教えるものです。スキルで手順を固め、ルーティンで自動化する、という順番で考えると整理しやすくなります。
スキル
スキルはすべての Bot で共有されます(ただし Bot によっては関連するアプリやログインが必要です)。
作り方
いちばん簡単なのは、Bot がいま終えた作業を「名前をつけてスキルとして保存して」と頼むことです。そのとき、次の内容を含めると精度が上がります。
- 参照するシステム
- リスクの定義
- 出力の形式
- 承認のルール
実演して教える
Teach a task が使える場合は、1 対 1 のチャットで Bot のコンピュータービューを開き、目的を説明してから作業を 1 回やって見せます。記録は画面上の操作が最大 10 分までで、マイク音声は記録されません。できた下書きは安全な例で試し、判断ルールや失敗時の扱い、承認の境界は自分で書き足しましょう。
使う
スキルは名前で呼び出します。@ で Bot、グループ、ルーティン、アプリを参照できます。
ルーティン
ルーティンは、1 つの Bot に「いつワークフローを動かすか」を伝えます。クラウドで動くので、ノート PC を閉じていても実行されます。
作るときは、その Bot に頼んだうえで、次の点を確認します。
- スケジュールとタイムゾーン
- 入力の情報源
- 期待する結果
- 承認の境界
- 情報源が見つからないときにどうするか
スケジュールは自然な言葉で伝え、When to run で保存された内容を確かめます。新しいルーティンは作成時には動かず、次の予定時刻を待ちます。すぐ試すには Test を使います(実際に動作し、使用量も消費します)。
トリガー
スケジュールの代わりに、次のイベントで起動することもできます。
- Slack のメッセージ(メンション、特定のフレーズ、リアクション、任意のメッセージ)
- GitHub / Linear / Sentry / PagerDuty のイベント
- Bot 専用アドレスへのメール
- Webhook(キーを Bearer ヘッダーにつけて HTTP POST。
200は「開始した」の意味で、完了ではありません)
トリガーを作る前の出来事では起動しません。条件は狭く保つこと。広すぎるトリガーはノイズになり、使用量も無駄にします。
上限
| 項目 | 上限 |
|---|---|
| 1 つの Bot が持てるルーティン | 50 |
| ルーティンごとに残る実行記録 | 直近 20 件 |
| スケジュールの最短間隔 | 5 分 |
| 1 時間あたりの実行回数(全ルーティン合計) | 300 |
| 1 時間あたりの実行回数(ルーティンごと) | 200 |
上限を超えた実行は Automation run rate limit exceeded で失敗します。週の使用量が足りなくなったら、ルーティンを一時停止するか、条件を絞りましょう。