{"id":"security","collection":"docs","lang":"ja","title":"セキュリティ","summary":"ネットワーク制御、承認と Auto Review、ID とサインイン、ログ、データの保持と所在、モデル、手元 PC での実行、プロンプトインジェクション対策。","tags":["セキュリティ","管理者","プライバシー"],"updated":"2026-10-30","sources":[{"url":"https://docs.x.ai/grok-bot/security","title":"Approvals, security, and privacy — Grok Bot"}],"official":"https://docs.x.ai/grok-bot/security","url":"https://grokbotforum.com/docs/security/","json":"https://grokbotforum.com/docs/security.json","body":"Grok Bot を組織に入れてよいか、Bot が何にアクセスし、何を変え、何を残すのか。それを決めるための仕組みをまとめたページです。管理画面の多くの項目は **Enterprise 限定**です。導入手順は[チームと企業](/docs/teams-and-enterprises/)へ。\n\n## 全体像\n\nアプリからのリクエストは Cursor のサーバーに届き、作業はメンバーのクラウドコンピューターで、推論はモデル提供元で、外部サービスへの操作は接続したアプリ経由で行われます。それぞれの経路に制御があります。\n\n## ネットワーク制御（Enterprise）\n\n**Grok Bot Network Access** で通信先を制限します。\n\n- **Allow All Network Access**：すべて許可（方針がないチームの既定）\n- **Defaults + Team Allowlist**：Cursor の既定の通信先 + 自社の許可リスト\n- **Team Allowlist Only**：自社の許可リスト + 動作に必要な最小限\n\nドメインや IP 範囲で指定でき、変更は動いているコンピューターに約 1 分で反映されます。\n\n- **アプリをブロックしても、そのサービスの Web サイトはブロックされません。** 両方を塞ぐにはコネクタ方針とネットワーク方針の両方が必要です\n- リモートの MCP サーバーは Cursor のサーバーから接続するため、**Apply to MCP servers** をオンにしないと許可リストの対象になりません。オンにする前に、GitHub なら `api.github.com`、X なら `api.x.com` など、組み込みコネクタの通信先を追加しておきます\n\n### 送信元 IP\n\nクラウドコンピューターは、Grok Bot の利用者全体で共有する固定の送信元 IP を使います。顧客専用の IP はないので、「Grok Bot からの通信」を見分ける目印として扱います。\n\n## 承認と Auto Review\n\n### 承認\n\n重要な操作の前に、操作内容と入力が表示されます。\n\n- **Allow once**：今回だけ許可\n- **Always allow**：同じ操作を今後も許可するルールを保存\n- **Deny**：止める。次にメッセージを送るまで再試行しません\n\n承認するのは「これから行う操作」です。**対象や影響がわからない操作は承認しない**こと。\n\n### Auto Review\n\n独立した審査モデルが、シェルコマンド、アプリの呼び出し、画面操作、ルーティン、委任といった危険になり得る操作を、実行前に「進める・承認を求める・拒否する」に振り分けます。\n\n- 個人のルールは **設定 → General → Auto-review** の **Custom Rules** で追加\n  - **Ask first**：必ず止まる\n  - **Allow automatically**：他に止める理由がなければ進める\n- 衝突したら **Ask first** が優先。ルールは狭く、具体的に\n- 記憶の書き込みや多くの設定変更は審査対象外です。承認、ネットワーク方針、ユーザー分離と組み合わせて使います\n\n## ID とサインイン\n\n- メンバーは Cursor アカウントでサインインし、SAML SSO（Okta、Entra、Google Workspace、OneLogin）が使えます\n- **Bot はサインインしているメンバー本人として動き**、本人以上の権限は持ちません\n- アプリの OAuth トークンは Cursor 側に保管され、Bot にもコンピューターにも渡りません\n\n### 認証情報はモデルに渡らない\n\n- ログインは Vault、パスワードマネージャー、Secure Form から**参照で**入力され、モデルはパスワードやカード番号を受け取りません\n- SSO やパスキーは、Bot がメンバーにコンピューターを渡して本人が操作します\n- API キーは値を隠すシークレット入力カードで受け渡します\n- Vault に保存したカードは**支払いのたびの承認なしで**使われます。毎回承認したいなら保存しないこと\n\n### アクセスを終わらせる\n\nコンピューターの停止ではアクセスは消えません。メンバーをチームから外すかグループで無効にし、ID プロバイダーでセッションを取り消します。メンバー自身は、ルーティンの停止、サイトからのサインアウト、アプリ接続の解除、`/workspace` の機密ファイル削除で後片付けします。\n\n## ログ（Enterprise）\n\n- **Audit logs**：管理・セキュリティ・認証のイベントと、Bot 作成や共有変更などの操作\n- **Action Recording**：Bot の操作の記録（既定でオフ、90 日保持）。シェルコマンドは秘密情報を除去し、画面や入力内容は記録しません\n- **OpenTelemetry Export**：自社の収集基盤に送る\n\n## データ\n\n- コンピューターのファイルとブラウザのセッションは、永続ディスクに残ります（トークンは保存されません）\n- 使われていないコンピューターは自動で休止しますが、削除ではありません\n- 契約終了後、書面での指示から **30 日以内**にデータを削除または返却\n- コンピューターは**米国**で動いており、米国内でのデータ保持プログラムがあります\n\n## モデル\n\n- **モデルは選べません。** タスクごとに SpaceXSI の自社モデルか、委託先一覧にある他社のモデルが使われ、組み合わせは変わることがあります\n- チームのモデル許可リストは Grok Bot には適用されません\n- Privacy Mode がオンなら、顧客データは学習に使われません\n\n## 手元 PC での実行\n\nデスクトップアプリ経由で、Bot が手元の PC でコマンドを実行したりファイルを移したりできます。既定は**コマンドごとに承認**で、**設定 → Computer → Your computer** で「毎回確認 / 常に許可 / 許可しない」を選べます。特別な理由がなければ「許可しない」が推奨です。\n\n## 提供形態\n\nCursor のクラウドでのみ動きます。オンプレミスや自社環境、独自イメージでの運用はできません。\n\n## プロンプトインジェクション\n\nWeb ページやアプリの結果、コマンドの出力に、Bot を操ろうとする文章が含まれることがあります。対策は重ねがけです。\n\n- Auto Review が、操作をメンバーの依頼と照らして確認する\n- ネットワーク方針、操作ごとの承認、ユーザー分離は、モデルの判断に依存しない\n- 外部の内容は「信頼できないデータ」として印をつけてモデルに渡す\n- Inference Hooks で事前にふるい分けできる\n\nそれでもリスクはゼロにならないので、**結果の重い操作は承認の後ろに置く**のが基本です。\n\n## 認証\n\nCursor の親会社 Anysphere は ISO/IEC 27001 と ISO/IEC 42001 を取得しており、Grok Bot も対象範囲に含まれます。"}